■S〜L全サイズ記載
■難易度 B
■ニット専用パターン
あっという間に仕上がるTシャツ。パーツが少なく簡単ですが形は立体的な処理になっています。
忙しい方にも沢山作っていただける夏に大活躍のアイテムです。
プレゼントにも最適です。
■寸法表
型紙上の寸法になりますので、仕上がり時の寸法とは異なります。
バスト S[90cm] M[96cm] L[102cm]
着丈 S[60cm] M[63cm] L[66cm]
■材料と用尺
[素材選び]
基本的にはすべてニットで作るデザインです。天竺やスムース、合繊ニットなども。
トップス向きのニット素材が一般的にお使いいただけます。
[布帛とニットの縫い合わせについて]
基本的にニット用で、袖口のカーブなどについていくには、布帛素材は適していませんが、ニットと組み合わせる場合、ごく薄手の布帛素材に限り、お使いいただけます。
布帛素材とニットの縫いあわせには、糸は、基本的には布帛用をお使いください。
(布帛生地を使う時点で伸縮の必要性がないため、より強度のある布帛用が適しています)
針は、生地によって普通の針、ボールポイント針(ニット用針)を使い分けてください。
[用尺]
用尺は目安です。型紙の配置の仕方や柄合わせ等の状況で変化します。
ニット140cm巾 S[1.5m] M[1.5m] L[1.6m]
■商品説明
( サイズ S / M / L ) ニット使用パターン(条件により、一部布帛も使えます)
縫い代つきパターンです。
それぞれ貼り合わせがございます。
仕様書がついています。(A4白黒、計3枚)
楽に着用できるTシャツながら、カジュアルすぎることなく、1枚で素敵に決まるアイテムです。
パーツも少なく縫製も楽で、時間のない方、ニット初心者の方、たくさん作られる方などにおすすめです。
身頃から裁ち出しの袖で、袖つけがないですが単純な平たいパターンではなく、バストの立体の処理、袖は前袖(腕を下ろすと、やや前に振れる、この構造をパターンにしたもの)になっており、型紙としてのクオリティも、盛り込まれた仕上がりです。
衿ぐりは、しっかり作りたいバインダー仕立てと、縫いやすいリブ仕立ての2種類がお選びいただけます。
写真 使用生地 前身頃にボイル(薄手布帛の綿素材)、後身頃に天竺を使用。
バインダー、まちも同じ天竺を使用しています。
写真 使用生地 ミニ裏毛。衿ぐりバインダーは天竺。バインダー(前中心)にレースを挟み込みました。
モデル 身長 161cm 体重 49kg M サイズ着用
■前見頃を布帛素材で
異素材、配色、柄×柄の組み合わせなどのアレンジが可能です。
これは前身頃に布帛素材を使って作りました。
もうそろそろ使ってしまわないと・・・と、
半端に残っていたサークルレースを前身頃に。
後ろ身頃とまち、バインダーはニットです。
前身頃は袖口がカーブしているので、折り上げる事を考えると
前身頃に使う布帛素材は、薄手の素材ならOKです。
後ろ身頃は・・・運動量が多く、
伸びる方が着心地が良いので、後ろ身頃はニットがおすすめです。
前後とも布帛素材にするのはそれほどお勧めできませんが、
寸法としてはゆとりがあるので、可能ではあります。
ただ、脇下がカーブになっているので、少々ツレが出る場合があるため
可能であれば、まちだけでもニットにすると、きれいに仕上がるかなと思います。
バインダーは、バイアス始末にすることも可能なので(パターンは共有できません)
そうすると、オール布帛で作ることもできてしまうという・・・
■布帛とニットの縫い合わせについて
布帛素材とニットの縫いあわせには、
糸は、基本的には布帛用でいいと思います。
布帛生地を使う時点で伸縮しない(布帛が伸びを止める)ため、
ニット用(伸びる)である必要性はなく、より強度のある布帛用が適しています。
針は、生地によって普通の針、ボールポイント針(ニット用針)を使い分けてください。
針と糸の番手は、生地に合わせて選びます。
特に仕様等を変更する必要はないと思います。
衿ぐりは、布帛が良いならバインダーじゃなく、バイアステープもありだと思います。
(バイアスのパターンがついているわけではないですが)
布帛素材を使う場合は、すべて4本ロックで縫うには無理があります。
布帛の裾上げの部分は、きれいに縫いあがらないと思いますし、
ニットのみで「あり」とされる仕様だと思います。
ニットだけで縫う方が気持ち的にも楽というか、そういう事もあるかと思いますが、
布帛との組み合わせもとても楽しいですし、ブラウス感覚の1枚になります。
ちょっとカジュアル感が薄れて、お洒落な着こなしになると思います。