■ロックミシンが必要なアイテム
■転載不可



「○○(アイテム名)はロックミシンがなくても縫えますか?」
というお問い合わせをよくいただきますのでこれについて書いてみます。

ロックミシンは、二通りの使い方があります。

1. 縫い代始末(本縫いは直線ミシン、縫い代始末はロック)
2. ロックミシン(4本糸)で一気に本縫いと縫い代始末する。

トレーナーやTシャツなど、ロックミシンだけで縫えるアイテムもありますが、
デザインや仕様が限られてくることや、簡易的になってしまうという点で、
polka drops では、ロックミシンはあくまで「縫い代始末用」と考えています。
(1.の使い方を基本としています)

仕様書でも、直線縫いとロック始末の工程は分けてあります。
そのため、ロック始末をジグザグ始末に置き換えることで、
どのアイテムも、家庭用ミシンでお作りいただけるようになっています。

2.の縫い方はロックミシンがなくては縫えませんが、
1.の縫い方は家庭用ミシンで縫えます。
型紙が違うわけではありません。

ロックミシンで作れるかどうかは、型紙に左右されるものではなく、
お使いいただく生地によって、です。
お子さまのTシャツなども、頭が入るか入らないかについての問題も
ロックであるか、ジグザグであるかはあまり関係ありません。
お使いいただく生地、糸調子など、ほかの条件によって左右されます。

見た目が既製品と同じ見え方になり、仕上がりのグレードが上がるため
ロックミシンはあるに越したことはないのですが、
ジグザグだけでニットソーイングを楽しまれている方も多いです。
ロックは縫い代始末用、と限定してしまえば、3本で充分です。
(私も基本的に3本です)