■折りぐせをつける
■転載不可


ヘラは印をつけたり、折りぐせをつけるときに使う道具です。
私は・・・狭い所で作業しているので、できたらアイロンを出したくないな、とか
素材によっては手アイロンで大丈夫だな、というような時に
ヘラやルレットを出してきます。

たいていの部分はヘラで裏側から定規を当てながらギュッと折りぐせをつけて、
そのまま縫うのですが、細かいカーブのときなどは
ルレットを使っています。
ルレットはもともと用途が違うので、きちんとは折りぐせがつかないのですが、
細かいカーブをゆっくりと進める事ができるので使い分けています。
(ヘラだとカーブで暴走してしまうのです、もしくはカクカクになってしまう、私の場合ですが)

ヘラも含め、ズボン裾やポケット口などピシッと決めたい所などに使っています。

1 ヘラ台というものもありますが、私はカッティングマットを使います。
これだとルレットも使えます。

2 これは出来上がりのカーブをルレットで強くなぞって、
ついた折り目を手で整えた状態です。(直線部分はヘラ)

3 手だけでも綺麗に折れます

4 ルレット、ヘラ、手アイロンだけでクールワイドパンツのタックポケットを。
あとは縫うだけの状態まで完成しました。

5 ヘラでカーブを折ったサンプル。