オーバーオール dl0600-pp600













■サイズ レディスM(ゆったりめ設計で、LくらいまでOK)
■難易度 ★★★★
(難しいテクニックは必要ないですが、パーツが多く見慣れない仕様があるかもしれません。)
■布帛素材専用パターン
■A4ダウンロード

【 お洒落にオーバーオールを着る 】



オーバーオール。
骨格ウェーブの人は、似合わないアイテムとして認識しているかもしれません。

一般的なオーバーオールは骨格ナチュラル(中性的な骨格)の人に合うアイテムです。
女性的な骨格であるウェーブやストレートの人は、似合わない。

けれども女性的なラインのオーバーオールを着れば
似合うし、マイナスポイントだと思っていたところが大きくカバーされます。

骨格ウェーブは、肩が小さく重心が低いため。
どうしても下半身が大きく見えやすい傾向があります。
(洋ナシ体型と言われるゆえんです)
似合うオーバーオールを着ると、重心が上がり、脚が長く見え、軽い印象に。
また、似合うパンツがなくて悩んでいた方には、似合うパンツとしてお使いいただけます。

写真を参考にしてください。
骨格ウェーブの、着比べ写真です。

Tシャツ×パンツのコーディネイトよりも、重心が上がっているのがわかるかと思います。





■ 寸法 (パターン上の寸法です)

身幅 47.5
渡り 36


■ 材料と用尺

●布帛素材(110cm幅/140cm幅)

2.7m/2.4m

この型紙、配置を考えないと、綺麗におさまらないので、
かならず仕様書P2「マーキング図」を参考に型紙を配置してください。

  
●10mm幅のびどめテープ 90cm
●袋布用別布 35cm
●接着芯 少々


■ 生地の選び方

ボトム向きの布帛素材が適しています。
カーブの折り上げや、縫い代が重なる等があるので、しっかりとしたデニムや
かたい素材は向きません。

薄すぎない、多少コシのあるシャツコール。薄すぎないビエラ。
綾織の、リネンやウールなどが適しています。


■ 商品説明

◇布帛素材専用 
◇合計枚数枚 29枚

難しいテクニックが必要なわけではないですが、パーツが多く、
ブラウスやシャツ、総ゴムのボトムなどを縫う事が多い人にとっては
見慣れないパーツや見慣れない仕様だと思います。

既視感のあるアイテムが完成していく面白さ、構造的な面白さ、
パーツを組み立てる面白さがあります。

こちらはウールで、胸ポケットとベルト通しを省略し、
サロペット的なイメージに仕上げています。

◆ 使用生地 ストレッチウール
◆ 購入店 不明
◆ 身長 162cm





■ 秋色カジュアルシャツコールで

オーバーオールが骨格ウェーブに似合うとは言っても
ボトムですから、トップス(中に着るもの)は重要です。
ラウンドカラーの、カーデガンや、
仮にTシャツにしても、やわらかめのものが合っています。

◆ 使用生地 シャツコール(綿)
◆ 購入店 不明
◆ 身長162cm





■ 金具をつける時

アレンジで、ザ、オーバーオールの金具をつける事もできます。
アマゾンや、ユザワヤ、オカダヤなどの手芸量販店などで購入可能。

当店でつけた手順は こちら(PDF)

◆ 使用生地 麻100%
◆ 購入店 不明





■ 【参考】骨格ストレート、骨格ナチュラルが着た場合

骨格ストレート(店長)が着た場合。
骨格ストレートの胸板の厚みが軽減されて、お洒落に見えます。
諦めていたナチュラルコーデができます。

中に着るのは、少し前が開いているとかスクエアネック、
とにかくすっきりさせること。
また、カーディガンを着る際も、上から羽織ると、ドーンとなりやすいので
中に着る方が良いと思います。



骨格ナチュラルが着た場合、やはり衿まわりに似合うものを持ってくれば
普通に似合います。
とはいえ、骨格ナチュラルは、おおむねどのオーバーオールでも(骨格的に)合うので
あえてこれじゃないといけないという事もないかと思います。
むしろいろいろ試すのも良いかと思います。




■ 店長より

オーバーオールが大好きで、パフィーやaiko にあこがれつつも
骨格ストレートで諦めていたオーバーオールを着られるとわかり、
好きなものを着る幸せが、突然やってきてとても嬉しいです。

骨格ウェーブにとってメリットが一番大きかったので
骨格ウェーブ用として販売したのですが、
胸当てがあるとはいえ、ボトムなので、
衿ぐりや肩まわりに似合うものを持ってくれば、どの骨格にも似合うんですよね。

そんな結論にもなった次第です。

もし少しでも気になっている人は、今、流行っているうちにトライしてみてください。
私も、似合うものを数枚縫いたそうと思います。
というのも、最初は時間がかかるかもしれませんが、ロック始末が比較的少なく、
淡々と組み立てていくので、慣れてくるとプラモデル的な面白さがあります。
作るのが楽しいんです。

あ、ウールで作ると、軽くて暖かいですよ。