ショートダッフルコート
dl0607-pp0607
■サイズ M
■難易度 ★★★★(難しい)
■布帛専用パターン
■A3ダウンロード
※こちらの商品はA3用紙サイズでのご提供となります。ダウンロード商品をお買い求めの際は印刷環境をご確認ください。
老若男女、流行問わず、暮らしの中にずっとある、ダッフルコート、ショート丈です。
デザインはクセのない定番ですが、当店としての特徴は
肩甲骨にゆとりがあり、背中や二の腕が楽に着られる。
前後身頃の重さを計算してあり、肩に乗せると軽い。
という点があります。
コートは縫うには難易度が高く、家庭用ミシンでは難しいなど道具の制約もありますが
さりとて、昨今の市販のコートは、値段に見合った生地、着心地のものを見つけることが難しく、見映えは良いが着心地が考慮されていないものも少なくありません。
そこで、個人的にも好みのものがないので作っています。
それを商品にした次第です。
サイズはJIS規格による、標準的なMサイズですが、着心地としてはM以上です。
そもそも表記が同じMでも、実際の数値はメーカーごとに違うものですが、それとは別に、仮に数値的にはMでも、着心地の良し悪しなどにより、感覚的なサイズ感は変わってきます。
単純に着心地が悪ければ、人は「サイズが小さい」と感じやすくなります。
このコートは、寸法こそMですが、必要な個所に適切なゆとりを持ち、無駄なゆとりを排除し、着心地という点においてM以上だと説明しています。
■仕様書の大切さ
パターンは当然重要ですが、仕様書も大変重要です。
当店の仕様書は、手順や縫い方を写真と図解で説明していますが、
大事なのは「どうすれば合理的にきれいに縫えるか」という点であり、これを仕様書に盛り込んでいます。
特にコートは、素材の扱いが重要になるので、単純に縫い方だけがわかっても、綺麗に仕上がらない可能性が高くなりますので、コツや「なぜそうするのか」を書いています。
このコートの仕様書はA4に置き換えた時には、30ページにもなるボリュームです。
* 別アイテム「タイニーショールコート」も、コートとしてのコツは同じです。タイニーショールコートも仕様書のボリュームがあります。
タイニーショールコートに興味がある方は、こちらから
■寸法表
型紙上の寸法です。
■材料と用尺
●表地
110cm幅の場合 2.9m
140cm幅の場合 2.3m
パーツが多いため、配置によって、大きく用尺が変わります。
人によっては数十センチ変わります。
この数字は、ギリギリ足りる、必要最小限の用尺です。
余裕をもって用意することをおすすめします。
裏地、芯地についても同様です。
●裏地 90cm幅 2m
●接着芯 1.9m
●10mm幅のびどめテープ
ストレートテープ 2m
ハーフバイアステープ 1.6m
● 18mmボタン(袖口タブにつける)2個
● トッグルボタン(50〜60mm)5個
● 紐(革ひも等)180cm
------------------------------------------------
フードは平たいタイプ。
■商品説明
◇Mサイズ、布帛専用
◇合計枚数39枚(A3)
クセのない、定番的なダッフルコートです。
ダッフルは流行など関係なく長く着られるので、良い生地で作りたい。
自分に似合う生地、色で作りたい。
馴染みのあるデザイン、ディティールを形にできるという楽しみ方のあるアイテムです。
コートを縫うのは、簡単ではないのですが、
その分、縫えると本当にソーイングが楽しくなるアイテムでもあります。
◆モデル 161cm 48kg
◆着用サイズ M
◆使用生地 ウール
◆購入店 要藤商店
ライトグレーのウール。
定番色で使いやすく、暗い色になりがちな冬でも明るい印象に。
カラーの巻き物で、アクセントをつけやすくなります。
ショート丈は、縫う時の取り回しがロングよりも楽で、
用尺も少ないので、コートを始めて縫いたい方にもおすすめしたい丈です。
デザインだけで決めがちですが、ショート丈にはそういうメリットもあります。
巻き物、大きすぎた…
■パンツと合わせる
普段着として使うなら、パンツとのコーディネイト。
ロングよりも軽く、自転車などにも乗りやすい。
水色のウールは、やはりこれも濃色の多い冬のアクセントになります。
◆モデル 161cm 48kg
◆着用サイズ M
◆使用生地 ウール
◆購入店 要藤商店
■くっきりした黒、マフラーなしで着たバランス
色んなカラーで。
黒は非常に定番的ですが、裏地などで遊ぶのも素敵です。
◆モデル 161cm 48kg
◆着用サイズ M
◆使用生地 ウール
◆購入店 要藤商店